危機感を煽ることで得するヤツら

ずっとずっと前に朝日新聞のほんの片隅に目立たないように書いてあった記事なんだけど、「増大する医療費で保険財政が破綻寸前なので保険料を上げかつ給付水準をさげなければならない」という厚生労働省が十年一日のごとく繰り返している主張、あれは実は血行怪しいらしい。
厚労省による「○年後の医療費は今よりこれだけ増え」という試算がどうも実体とかけはなれているらしいのだ。医療費抑制策が効いたのだということを考慮にいれても、例外なく「予測される医療費の伸び」は過大に見積もられ、実情を反映しない厳しい見通しが語られているんだとか。実際の伸びは試算の30%から50%以下であることも珍しくないというのだ。
まあ「大丈夫ですよ」といっておいてあとで破綻するのよりはいいんだろうけど。
そういえば年金に関しては出生率の見積もりがいつも甘過ぎる上に給与所得の伸びもずいぶんと甘く予測してるわけで、なんかあの組織はどっかヘンだと思う。

で、本題はそこじゃなくて(前置き長過ぎるね)。

前々から薄々思っていたのだけど今日はっきりわかったこと。
民間の医療保険や入院保険の広告は危機感煽り過ぎ
入院保険とかガン保険とかの広告って「保険では3割しか負担してくれないから入院するとこーんなにお金がかかります」って危機感を煽ってるわけだけど。
そもそも、自己負担は月で7万いくらしかかからない。それ以上は高額医療助成金としてあとで戻ってくるし、戻るまでに一時的に払うお金がない場合でも貸し付けが受けられる。この制度知らない人って結構多いみたいだけど、その「知らない」ということにつけこんで、「医療費だけで月に100万かかります。自己負担は3割なので30万」なんて平気で広告するのは、はっきりいって欺瞞というかウソだと思う。
それに、休んでいる間の収入だけど、組合健保や政府管掌健保の場合には「傷病手当て金」の給付が受けられる(受けられる期間には上限があるけど)。給料の6割くらいだけどね。

まあなにがなんでも個室に入りたいから差額ベッド必須、っていう人は入ってもいいんだろうけど。
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by quix-que | 2007-04-17 13:01 | もの申したいこと


鶴は千年 亀は万年 シーラカンスは2億年 (c)phoque 1994-2017


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