というか、よくわからないのだが。

トラックバック投票  :  格差社会

 格差は(今のままだと)広がる一方だと思う。なんか知らないけど、みなさま、「小さな政府」がいいものみたいにすっかり洗脳されちゃってるし。
そもそも小さな政府っていうのは、ムダをなくすことで行財政スリム化とかそういうモノのことを言うんじゃなくって、税金をちょっとしか取らずその代わりに社会保障も極力小さくし、税による所得再配分や生活水準の底上げを最低限にして、アメリカみたいに自己責任の範囲をうんと大きくする、ってことだから、所得の格差を広げる方向へ向かうのは当然のことだと思う。税金を無駄遣いしない、とか効率的な運用で経費削減をはかる、なんていうのは、小さな政府でなきゃできないことじゃなくて、大きな政府であっても当然に要求されること。大きな/小さな、という言葉を非常に恣意的に使うことでミスリードを誘ってきた人たちの責任は大きいよ。
 まあこれは、庶民の味方を標榜する(主に野党の)みなさんにも多少の責任が。行政のムダ使いを糾弾するのは大いに結構なんだが(というかやってもらわないと困るんだが)、それが結果的に「小さな政府」マンセーにミスリードしちゃってるんじゃないの?
 少なくとも、今みたいな高負担低福祉社会への流れのどこらへんが「小さな政府」だよ、と思う。消費税を10%にするといって「欧米にくらべれば低い」っていうが、付加価値税が高率な国はだいたい大きな政府で高負担高福祉型だと思うんだが。ホント都合いいときだけ都合いい数字をひっぱってくるなって。

 前置きはここまでにして(長いな)。
 私がわからないのは、小泉とか一部の評論家が言っている、「格差が広がったといっても、高齢者世帯が増えたから見かけ上広がっているような数字が出るだけで、実態を反映していない」っていうこと。
 まあ、若年層の中での格差よりも、高齢者の中での格差の方が一般論として大きいというのはわかる。長い年月に格差が蓄積されて膨大なものになるんだろうからね。
 でもさあ、だったとして、それは「実態を反映していない」ものなの? それこそが「実態」そのものなんじゃないの?これからさらに高齢化が進むわけだ。出生率が改善するきざしなんて全然ないからね。だとすると、これからさらに、高齢者世帯が増えつづけて、「(コイズミ言うところの)見かけ上」の格差が広がり続けるわけだよ。

 ホント、なんかもう最近のコイズミの国会答弁は「ああいえばこういう」意外に表現のしようがないのだが。
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by quix-que | 2006-02-12 12:36 | どっちかというと外の話


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