復興支援とはなにか。

 半月くらい前だったと思うけど、2ちゃんねるの「冷めるきっかけとなった恋人の生活態度」で
 「温泉にいきたいといったら、彼氏が『じゃあ新潟にしようよ。今なら空いてるし安いらしいよ』と言った。なんて思い遣りのない人かとおもって冷めた」
という書き込みがあった。新潟の温泉旅館のひとたちが中越地震の影響で客足がぱったりで困っていること、片道ワンコインバスなどのキャンペーン企画で客を呼び戻そうと懸命になっていることを知っていたので、なんかこの人の「ものすごく表面的な『思い遣り』」に少々頭痛がした。もちろん物見遊山で被災地を訪ねるのはどうかと思うけど、現に営業している温泉地にいくことは、復興を(間接的に)支援することになりこそすれ、「思い遣りがない」などと非難される筋合いの問題じゃないような気がする。

釣り客が三宅島入り 自粛要請知らず、村は困惑 | Excite エキサイト : ニュース
 というところで↑のニュース。

 三宅島については、空港がガスの高濃度地域にあるせいで、当分のあいだ交通機関は船のみっていうことになる。さらにガスマスク必携ということで、観光客が呼び戻せるのは大分先の話になるだろう。と。一方で、島に戻った人たちにはすぐに日常生活が待っているわけで、漁業や農業はまだしも、たとえば釣り客や観光客相手の仕事をしていた人たちは、本当に元の生活に戻れるかどうかだって今の状態じゃわからない。そんな時に釣り客がきてくれるということは、確かに受け入れ準備が不十分ではあるだろうけれど、「釣り客相手の仕事が続けられる」ということでもあり、きっと励みになるのではないかと思ったりもする。部外者の甘っちょろい感想かな。
ただ、この国においては、釣り人というのはゴルファーと同じくらい「マナーに期待するのが難しい」人種だっていうのがまた、問題を悩ましくするんだろうなあ。この釣り客には、台風が来てるのに防波堤に行って高波に攫われるバカと同じにおいがするし

 インド洋地震の被災地であるところのリゾート地でも同じような問題があって、ほとんど産業が観光に依存している地域では、観光客が1日も早くもどってくることこそが復興に結びつくのだし、実際にタイだかモルジブだかの観光局は日本に対しても「沢山観光に来てほしい」と言っているらしいのだが、外務省としては、いまだ行方不明の日本人がいる現状で観光自粛要請を解除するわけにはいかないということだ。

 どうなんだろうなあ。観光を自粛して義損金なりなんなりの援助をつづけることで生活を立て直させるよりは、もともとの生業であったところの観光業でバリバリ働いてもらった方が、お互い幸せになれるような気がしないでもないのだけど。
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by quix-que | 2005-02-06 14:28 | どっちかというと外の話


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