夢とうつつと理想と現実とクリスマスの話。

思えば夢のない子供時代だったかもしれない。ものごころついたころから、ただの一度もサンタクロースの実在など信じたことはなかった。まあ、ものごころついたころには既に父は入退院を繰り返していたし、母はまだオムツのとれない弟を連れて父の入院する遠くの町に行っていることが多くて、世間一般の家族団らんのクリスマスとは縁が薄かったせいもあるのだろうが、私からみれば、小学校に入る年齢になってさえ、サンタの実在を信じているヒトがいることの方が信じられないことなのだが、どうやら私の方が少数派というか、たいていの人は小学校に入ったころまではサンタの実在を信じているものらしい。どうしてそんなことを信じていられるのか、というより、周りがどうしてそんなことを信じさせたままでいさせようとするのかが正直私には全くわけがわからない。
みたいなことを昔どこかで書いたんだけど。

 ずっと以前、これも前に多分どこかに書いた話だけど、新聞の投書に
月面の写真を載せるのはよくない。私が子供のころは「月にはウサギがいて餅をついている」などと夢を抱いたものだが、今の子供は現実を見せ付けられて、そんな子供らしい夢を抱くこともできないでいてかわいそうだ
みたいなのがあったんです。
 おいちょっと待てよと。お前それは「夢」つーものを大きく勘違いしてやしないかと。子供の(というか人間の)想像力というものをなめてるんじゃないかと。
 「事実とは異なること」、もっとはっきり言ってしまえば「嘘」を前提というかベースにしなければ抱けない「夢」ってなんだろう。事実を知ったら壊れてしまう、消えてしまうものなんて「夢」と呼ぶほどのものじゃないんじゃないか。私はそう思ってるわけです。、「ウサギが餅をついている」嘘の月には夢があって、月が荒涼とした砂の大地だったらそこに夢を抱くことはできなくなるものなの?それちがうんじゃない?月が大気のない砂の大地だということを知りつつなおも月へ行く夢を持ち続けたからこそ、人間は月へ降り立つこともできたわけでしょ?

 で、サンタの話。
 正直な話、サンタがいることにしておきたい真理っていうのが、いまだに私にはわからない。プレゼントはサンタがくれるのではないとしても、「まわりの誰かがあなたのことをいつも大事に思っていますよ」でいいじゃない、と思うわけです。それで何が困るのか。
 なんか、不合理で説明のできないことを空想上の人に丸投げしてるって感じでモヤモヤするんですが。






 クリスマスっていうのは北欧(北方ゲルマン族)の「冬至の祭り」だったものが、いつのまにかキリストの誕生日ってことになっちゃったわけだけど、今でも一部では「聖ニクラウスの日」って呼ぶ国があるとかないとか。
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by quix-que | 2004-12-15 14:36 | 雑BOX


鶴は千年 亀は万年 シーラカンスは2億年 (c)phoque 1994-2017


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